屏風の適正価格①

昨年の9月にホームページをリニューアルしてから、少しずつですがこれまでのお客様とは異なった業種の方からのお問合せが増えてきました。
とても嬉しく思っています。

そこで、改めて『屏風』という存在の『適正価格』というものを考えなければならないと感じています。

長い歴史の中で、日本人の国民性である『馬鹿正直な商売』を目指して参りました。
その一方で『三方よし』という言葉もあります。
適正価格の『適正』の基準とは、一体何でしょう?

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『屏風』とひと言で言っても、様々な用途があります。

洋金箔(真鍮箔)をメインとした、ホテル・宴会場向け金屏風。
神社仏閣などで、50年、100年の長きに渡ってお使い頂くことを前提にお作りする、本金箔屏風。
古い文化財の修復。
個人のご趣味で書かれた『書』を、屏風にお仕立て。
販売用のレプリカ屏風。
お寺での展示のための複製屏風。
映画撮影の大道具としての屏風。

大きく分けて商用と個人用では、価格の付け方の基準というものが異なるのではないかと思います。

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