折衷型金屏風

ブライダルシーズンなどで会場の準備が慌ただしくなってきますと
セッティングの際に金屏風を傷めてしまうことがあります。
うっかり倒してしまい金紙が破れたり、丁番が切れてしまったりなどといったお話はよく伺います。
特に丁番が切れてしまいますと、修理費用がかさむこともあり大変な損害となります。
紙丁番の構造上、隣り合った両側の表裏両面の貼り替えが必要となるからです。
そこで、金物でできた頑丈な丁番を使うという方法があります。

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ですが、金具が見えてしまっては見た目が不格好ですので、
千切れやすい裏側に金物丁番を使用し、手前側は従来通りの紙丁番とする折衷型という仕様をお勧めしております。

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手前側。紙丁番。

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裏側に使用した金物丁番(前から見た図)

金属を使用しますので重量が重くなるというデメリットはありますが
金屏風の丁番破損でお悩みの場合はぜひご検討ください。

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