純銀箔のおはなし
金屏風だけでなく、銀屏風も泰山堂では制作可能です。
銀屏風に使用する、銀箔についてお話します。
銀箔が作られる工程は、金箔とほぼ同じです。
用途としても、金箔と同様に蒔絵などの工芸品からインテリア、陶器、アクセサリーなど幅広く使用されています。
ひとつ、金箔と違うところといえば、経年により色が変化していくことです。
シルバーアクセサリーや銀食器などと同様ですね。
新品の銀屏風の曇りない輝きも美しいですが、少しずつ落ち着いていく色合いもまた味があって素敵です。
なにより、色が変化するということは、本物の「銀」を使用している証でもあります。
本来はフューネラル用に用いられてきた銀屏風ですが、味わいの深さからインテリアとして使用されるケースも増えてきています。
変化を楽しむという、日本ならではの美意識を感じることができるのが「銀箔」の魅力です。