はじめに:金屏風のサイズが生み出す空間の魅力
「金屏風を導入したいけれど、どのサイズがベストなのだろう?」
そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。ホテルや式典会場、ギャラリー、和の演出が求められるイベントや展示――金屏風は、さまざまなシーンで抜群の存在感を放ちます。ただ、その美しさと重厚感を最大限に活かすには、用途やスペースに応じた適切なサイズを選ぶことが重要です。
ここでは、120年以上の歴史と実績を誇る老舗「泰山堂」の人気シリーズ「泰山GBシリーズ」を例に、金屏風の代表的なサイズ(6尺・7尺・8尺)の特徴と選び方をわかりやすく解説します。具体例や活用シーン、カスタマイズのヒントなども交え、サイズ選定に役立つ情報をぎゅっと凝縮。読了後には「このサイズが我が社(自社)のイベントにはぴったりだ!」と自信を持って決断できるはずです。
1. 金屏風サイズの基本イメージ:6尺から8尺まで
6尺(約1,800~1,818mm)
まずはスタンダードな6尺サイズ。成人男性の肩から頭上付近までの高さで、ホテルの中規模バンケット、オフィスロビー、ショールームなど、比較的限られたスペースでも取り入れやすい大きさです。「初めて金屏風を置いてみる」という方にも扱いやすく、セッティングやレイアウト替えにも柔軟に対応できます。
7尺(約2,121mm)
7尺は、さらに高さと存在感をアップしたサイズ。背丈以上の迫力あるフォルムは、格式高い結婚式場、ハイエンドなホテルの大宴会場、企業のレセプションパーティーなどで重厚な雰囲気を生み出します。6尺では少し物足りないと感じる場合は、7尺が理想的なグレードアップです。
8尺(約2,424mm)
圧倒的なスケール感を求めるなら、8尺サイズに注目を。180cm前後の成人男性が立っても、なお上部に余裕があるその迫力は、大型ホール、国際的なカンファレンス、芸術展のメインディスプレイなど、「とびきり特別な空間」を演出する場面にぴったりです。華やかさはもちろん、記念撮影やPR効果を狙う場合も、このインパクトで来場者の心を一瞬でつかめるでしょう。
2. 8尺サイズで実感した「圧巻の存在感」
実際、泰山堂では先日、8尺サイズの金屏風を納品し、スタッフとの比較写真を撮影しました。身長180cmの社員が横に立っても、そのはるか上まで続く金箔の輝き。これほどのボリューム感は、なかなか他のディスプレイ品では再現できません。
もちろん、「そこまで大きなものが必要なの?」という声もあるかもしれません。しかし、国際的なイベント、歴史的な行事、海外VIPを招く特別なセレモニーなど、「ここぞ!」という瞬間には、その迫力が圧倒的な付加価値をもたらします。華やかさと注目度を同時に演出したいなら、8尺サイズはまさに切り札のような存在です。
3. 「泰山GBシリーズ」の魅力:伝統と革新が生む最高級品質
泰山GBシリーズは、首相官邸や帝国ホテルといった由緒ある空間にも納入されてきた、泰山堂を代表する金屏風ラインナップ。
ここで、その品質と特長を改めてご紹介します。
厳選素材と洗練された表面仕上げ
表面には洋金箔(真鍮箔)を用いた平押し仕上げを採用。特殊なVCコーティングで、美しい輝きを長期間キープします。時間とともに生まれる風合いもまた、歴史と品格を感じさせるポイントです。
滑らかな開閉と高耐久性
金屏風には開閉性が重要。泰山GBシリーズは、特殊布と和紙を組み合わせた「羽根蝶番」を採用することで、スムーズな開閉と抜群の耐久性を両立しています。何度もセッティングや移動を行うシーンでも安心です。
裏面や縁、金具まで細部へのこだわり
裏面には高級紺布をシルケット仕上げで使用し、縁はカシュー塗り、金具には唐草模様をあしらった真鍮製を用いるなど、360度どこから見ても美しい仕上がり。微細な部分にも妥協しない職人技が、100年以上続く老舗の底力です。
4. サイズ・価格一覧(税別)
以下は、泰山GBシリーズの代表的なサイズ・価格例です。
サイズ | 高さ(mm) | 下地幅(mm) | 価格(税別) |
---|---|---|---|
6尺 | 約1,800 | 613 | ¥270,000 |
7尺 | 約2,121 | 693 | ¥355,000 |
8尺 | 約2,424 | 703 | ¥455,000 |
いずれも現代の室内環境を考慮し、空調による反りを軽減する特殊加工を施しています。修理・張替えなどのアフターサポートも充実しているため、長く安心してお使いいただけます。
5. 納期・配送と導入プロセス
標準的な納期は受注後約1ヶ月程度。4台以上の大口注文や特注デザインの場合は別途ご相談ください。国内はもちろん海外への納入実績もあるため、国際的なイベントや海外拠点への配送なども柔軟に対応可能です。配送先や設置、搬入方法なども、経験豊富なスタッフがお手伝いします。
6. サイズ選びのポイント:用途・空間・演出効果を考える
用途別の最適サイズ例
- 6尺:中規模ホテルの宴会場、式典用ステージ、店舗やロビーでの常設ディスプレイ。
- 7尺:高級感を増したい婚礼会場、企業のアニバーサリーイベント、格式ある社寺関連の催し。
- 8尺:国際会議、記念碑的な文化行事、海外ゲストを迎える超一流イベント。
設置スペースや天井高の確認
大きなサイズは迫力満点な一方で、天井高や会場レイアウトとのバランスが大切。事前に会場を確認し、高さに余裕があるか、照明や装花とのハーモニーが取れるかをチェックしておくと安心です。
空間全体のデザイン・ストーリーとの調和
金屏風は、その場に置くだけで空気を変える力を持っています。装花や照明、BGMや映像演出との組み合わせで、会場全体がワンランク上の世界観へと変貌します。「こういう雰囲気を作りたい」というコンセプトがある場合、スタッフに相談すれば最適なサイズ選定だけでなく、設えのアドバイスも受けられます。
7. カスタマイズで理想の一枚を
「もう少し金箔の色味を変えたい」「特定の模様をあしらいたい」「オリジナルのパターンを取り入れたい」――そんなご要望にもお応えできるのが、泰山堂の強み。
多様な和紙・箔素材の選定から、デザインデータを用いたオリジナル模様の追加まで、貴社やイベント独自のストーリーに寄り添う一枚をお届けします。特注品には同時に記念銘板を付けるなど、オリジナリティ溢れる演出も可能です。
8. 長く使うためのメンテナンス・サポート体制
金屏風は時代を超えて愛されるアートピース。とはいえ、長年使い続けるにはメンテナンスが欠かせません。泰山堂では、専門スタッフによる修理・修復はもちろん、日常のお手入れアドバイスや保管方法まで丁寧にサポート。定期的なメンテナンスを行うことで、いつまでも美しい輝きと品格を保てます。
9. お問い合わせ・お見積りはお気軽に
「うちの会場には何尺がベスト?」「このイベントにはどんなカスタマイズができる?」
そんな疑問や細かなご要望は、どうぞお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリングを行い、最適なプランをご提案します。無料相談やお見積りも随時受付中ですので、まずは一度お問い合わせフォームからご連絡ください。
まとめ:サイズ選びで金屏風の魅力を最大化しよう
金屏風のサイズは、そのまま空間の「印象の強さ」や「洗練度」に直結します。6尺・7尺・8尺という代表的なサイズを比較し、それぞれの特性を理解することで、あなたのイベントや会場にぴったりの一枚を見つけることができます。
「泰山GBシリーズ」は、120年以上の歴史が紡いだ職人技と先端技術が融合し、格式や品質にこだわる方々から高く評価されてきました。ぜひ、理想のサイズとデザインで、空間全体の価値を引き上げる一助としてご検討ください。
お問い合わせはいつでも大歓迎。あなたの空間演出が、より特別なものになるよう、泰山堂がお手伝いします。
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