1. はじめに:和の意匠を活かす“千本格子”デザイン
近年、和モダンなデザインがオフィスや店舗、ホテルなどで注目を集めています。その中で、「千本格子の衝立」は機能性と美観を兼ね備えた間仕切りとして大変人気。今回は、当社が特注で製作した二曲の衝立をご紹介します。
2. 製作のポイント:真田紐の丁番で360度回転
2-1. 特注の二曲衝立
ご依頼いただいたのは、2枚を連結した二曲形式の衝立。見た目に圧迫感を与えない千本格子デザインのため、空間を広く感じさせます。
2-2. 真田紐を使用した丁番
丁番には、伝統的な真田紐を採用。これにより、衝立が360度回転する柔軟性を確保しつつ、金具を最小限に抑えたモダン和風の意匠に仕上げています。
この衝立は桐材を使った千本格子構造が特徴。格子の間から適度に光を取り込みつつ、斜めに角度をつければプライバシーを確保できるため、以下のような空間演出に最適です。
- ホテルラウンジでの空間区分
- レストランやカフェのテーブル間仕切り
- オフィス受付や待合スペースの軽いブース形成
4. 桐材と真田紐が実現する“軽やかさ”
4-1. 桐材のメリット
- 軽量:運搬や設置が楽で、女性スタッフでも扱いやすい
- 湿気に強い:日本の気候に適しており、狂い(歪み)が生じにくい
- 美しい木目:和モダン空間との相性抜群
4-2. 真田紐の丁番がもたらす可動性
金属蝶番と比べ、真田紐による蝶番は軽量かつ柔軟性に富み、デザイン性にも優れています。また、金具を見せないことで、洗練された統一感を保てるのが大きな魅力。
5. 実際の導入事例:ホテルのラウンジスペースで大活躍
納品先のホテルラウンジでは、くつろぎ空間と隣席との仕切りをスマートに実現。格子を通して適度な光と視線が抜けるため、圧迫感なくプライバシーを守れると好評です。
6. オーダーメイド・追加カスタムのご相談
「うちの店舗でも同じような衝立がほしい」「高さを変えたり、面数を増やしたい」などのご要望にも対応できます。素材選びやデザインカスタム、ロゴの焼き印など、さまざまなアイデアを実現可能です。
オーダーメイドで世界に一つだけの衝立や間仕切りを製作いたします。お気軽にお声がけください。
まとめ:和のエッセンスを手軽に取り入れる「千本格子の衝立」
桐材と真田紐で構成した軽量かつ上質な千本格子の衝立は、和モダンな空間やホテルラウンジ、レストランでの間仕切りに最適なアイテムです。光を透かし、圧迫感を与えずにプライバシーを確保できるので、訪れるゲストにも心地よい印象を与えます。
当社では、このような特注家具やパーテーションのオーダーメイドも承っております。施設や店舗の雰囲気に合わせてデザイン・素材・仕上げを柔軟にカスタマイズ可能です。気になる方はぜひお問い合わせフォームからご連絡いただき、理想の空間づくりの一助として本商品をご検討ください。
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