屏風屋の独り言

ホテル・式典用の金屏風

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泰山堂では仕立ての方法や材料など、古来の製造技法を基本としながらお客様の用途に合わせて試行錯誤を繰り返しつつ今に至ります。

ホテル・結婚式場など、冷暖房の完備された宴会場での乾燥対策や、メンテナンスを最小限に抑えるためのより強固なつくりを追及して屏風づくりをしています。

例えば下記のような特徴があります。

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【紙丁番(羽根蝶番)】

泰山堂のホテル用屏風は、オリジナルの特殊強化布と強靭な和紙を組み合わせた独自の構造で製造しています。

接続部分がすべて蝶番となっているため、金物の蝶番を数個しか使用していないものに比べて強度があり、不可抗力以外はほとんど修理・修復をする必要がありません。

またこの構造により、貼り替え修理が容易となっています。

※ピアノ蝶番という金物蝶番にも、もちろん対応します。丈夫なのですが、重量が増すため、取扱いが荒くなり破損が早くなります。

折衷型という後ろ側の3筋だけピアノ蝶番にするというのも推奨しています。

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【金箔紙】

泰山堂の金屏風に使用している金紙には、フッ素コーティングを施しています。

宴会の席で付着しがちな、醤油や酒類などの汚れは、濡れタオルですぐ拭き取り、更に乾拭きをして水分を取るだけで綺麗になります。

更にハレーションの防止効果もありますので写真撮影の邪魔をしません。

【そのほか】

隅ジワ(屏風の四隅に寄っているしわ)で、クレームになったことはゼロに近いです。

さすがに理由は企業秘密です。 (保管場所の湿度にもよって左右します)

このように泰山堂の屏風は、ホテル宴会業務の中でのストレスや修理費用を軽減するための工夫をしています。

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