レプリカ・複製制作
2019.5.19
先日、私たちが待ちに待っていた大きな撮影プロジェクトが佐賀県の某博物館で行われました。
高精細スキャニング撮影を活用し、長崎・出島関連の海軍伝習所の絵図を記録し、それをレプリカ屏風として装飾に用いる計画です。
このような形で歴史的な絵図が、現代の店舗空間や展示空間の演出に生まれ変わるというのは、とても意義深い試み。
しかも「手元には小さな図録しかないけれど、大きく美しく飾りたい!」というご要望に応えるために、高精細スキャニングからの印刷・屏風仕立てというフローを実現しました。
当初は、お客様から「小さな画像しかないけれど、これを屏風として再現できますか?」というお問い合わせをいただきました。
もちろん、そのまま拡大すると画質が粗く、ディテールが潰れてしまいます。そこで「高精細スキャニング撮影」という方法をご提案。博物館のご協力を得て、所蔵品を直接スキャン・撮影する形で合意に至りました。
こうした高度なデジタルアーカイブ手法により、文化財を次世代へしっかりと遺すことができるのです。

今回のプロジェクトで、当社:泰山堂が一気通貫で対応できるメリットが大きく活かされました。
これら全工程をまとめて依頼できるため、お客様にとっても時間やコストの無駄が少なく、完成イメージがブレにくいというメリットがあります。
文化財のデジタルアーカイブは、単なるデータ保存にとどまりません。
高精細画像を得ることで、
といった幅広い波及効果が期待できます。さらに、複製品を観光資源として活用したり、海外に向けて日本文化を発信するツールとしても注目されています。
高精細スキャニング撮影によるデータは、拡大しても細部の画質が劣化しにくいのが最大の利点。今回の絵図も、幅3mを超えるレプリカ屏風としての再現を予定していますが、ディテールの甘さを感じさせない仕上がりが期待できます。
歴史絵図×屏風という組み合わせは、「和の風情」と「重厚な歴史背景」を同時に演出できるため、SNS映えや写真撮影スポットとしての効果も抜群。
店舗の壁に絵を貼るだけでは出せない、立体的な迫力が生まれます。
「自分の施設にある歴史資料をレプリカ屏風にして展示したい」
「博物館所蔵の絵画を大きく復元して、館内装飾やイベントに活用したい」
「高精細スキャンやデジタルアーカイブの手配も含めて、相談に乗ってほしい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ当社にご相談ください。
撮影コーディネートから印刷、そして屏風制作までをトータルサポートいたします。
「歴史を守りたい」「空間にインパクトを与えたい」「希少な絵図を大画面で魅せたい」――そんな想いを、ぜひ私たちが形にします。
高精細スキャニング撮影によるデジタルアーカイブは、文化財を次代に受け継ぐと同時に、現代の商業空間やイベントシーンでの活用を可能にする大きな可能性を秘めています。
レプリカ屏風への展開は、その代表的な応用例。迫力のある大画面で、歴史の一端を感じさせる空間演出ができるのは、まさに「古今融合」の醍醐味と言えます。
あなたの施設・店舗・イベントでも、「この絵をもっと大きく、美しく見せたい」というニーズがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。私たちが、撮影・印刷・仕立てまでワンストップで対応し、理想の形を実現いたします。
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