オーダーメイド相談
2016.12.28
屏風や襖などの伝統的な表具製品を中心に手がけてきた泰山堂。しかし、近年ではその枠を超えたオリジナル家具やインテリアアイテムの開発にも積極的に取り組んでいます。
その一例が、備後デニムを活用したホテル向けのデニムソファやアメニティボックス、クッションカバーなど。今回は、表具メーカーならではの技術とアイデアがどのように活かされているのかを詳しくご紹介します。
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泰山堂の本拠地である広島県福山市は、繊維産業が盛んな土地柄であり、備後デニムの産地として知られています。
こうした地域資源と、屏風・表具の製作ノウハウを掛け合わせることで、新たな価値を生み出すプロジェクトがスタートしました。
ホテルの客室やロビーは、独自の世界観を大切にしており、一味違ったインテリアアイテムを探しているケースが多々あります。
これらのニーズに対し、備後デニムという日本の地域資源と表具技術を組み合わせたアイテムは、まさに新鮮なアピールポイントとなります。

画像のように、木枠にデニム生地を貼り込んだアメニティボックスは、客室のちょっとした小物入れやスリッパ入れなどに最適。

クッションカバーをデニムに変えるだけで、空間の印象が一気にカジュアル&スタイリッシュに。

さらに、大きなインパクトを与えるのがデニムを使ったソファ。
屏風製作で培ったノウハウを応用し、繊細な布貼りや縫製が求められるデニム家具もスムーズに対応。
デニムは一般的に厚みや織り方がしっかりしているので、耐久性に優れています。
こうした点で、機能性とデザイン性を両立できるのがデニム備品の大きな魅力です。
デニムを使用した備品はもちろん、従来の屏風やパーテーションなども組み合わせれば、和モダンな空間を演出できます。
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泰山堂ではデニム以外の素材でも、さまざまなカスタムオーダーに応じています。
こうした要望にも、表具メーカーとしての実績を活かしながら丁寧に対応可能です。
デニムといえば、世界中で愛される素材です。
今後、海外のホテルやレストランなどへも販路を拡大し、日本のクラフトマンシップを広く届けたいと考えています。
表具業界と聞くと、どうしても襖や屏風など伝統的な製品のイメージが強いかもしれません。しかし、泰山堂ではその枠にとらわれず、地域資源である備後デニムや他の素材を取り入れ、ホテルや商業施設に向けたオリジナル備品を生み出しています。
このように、表具メーカーの枠を超えた柔軟な発想こそ、時代に合わせた新しい価値の創造につながるのだと改めて実感します。もしホテルや店舗などで「個性ある空間演出をしたい」とお考えなら、デニム生地の備品をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
日本の伝統技術と地場産業が出会うことで生まれる、新しいデザインの可能性。これこそが表具業界から広がる未来のインテリア像ではないでしょうか。
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