佐賀県の屋根工事の会社さんから、ホームページでお問い合わせを頂きました。
どうやら、雨漏り工事を請け負ったお客さんのところで配管が詰まってしまい、クレームになったようです。
雨漏りによって傷んでしまった6尺金屏風の修繕は非常に難しく、壁の汚れとか色々な汚れ含んだシミになってしまっているため
原因の特定が困難なのです。
本紙に大きなシミが。金紙にも角にしわがよっています。カビも。
裏面もしみだらけです。
下地は経年と雨漏りの傷みで使えそうにないので新調します。
金具は使えそうです。
本紙を傷付けないように捲っていきます。
洗いによってシミもある程度落ちました。
裏打ちを施して、新しい金屏風に貼り付けます。
裏面は似た色合いの物をチョイスしました。
綺麗に生まれ変わりました。
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